こんにちは!
 本日は6月の市内さくらんぼの様子をご紹介したいと思います!
 6月上旬のこの時期に、市果樹協会事務局とJAきたそらち青果部職員・空知農
業改良普及センター北空知支所職員でさくらんぼの着果調査を行いました!
 1枚目の写真は調査の合間に撮影したさくらんぼになります。まだまだ青い状
態ですが、これから太陽の光をたくさん浴びて真っ赤になっていきます!
 2枚目は実際の着果調査の様子になります。今年も「花束状短果枝」といわれ
る部分からさくらんぼが何個生っているか調査しました。今年は5月下旬から
暖かい日が多かったので、さくらんぼが多く生っていました。この日は市内の
全さくらんぼ園地からいくつか抽出し調査を行いましたが、ほとんどの園地で
同様の結果となりました。
 一見たくさん実が生って良いのでは!と思いますが、実がつきすぎてしまうと、栄養が分散されてしまい小玉で味が薄いさくらんぼになってしまいます。そこで生産者の皆さんは3枚目の写真のように生っている中でも小さめな青い
さくらんぼを摘んでいく作業を行い、1つの花束状短果枝から生るさくらんぼ
を2~3個にすることで大きくて甘いさくらんぼに成長させます。この作業を「摘果」といい、何十、何百本もある木で行うので生産者の皆さんにとっては非常に大変な作業となっています。
 これから早ければ6月末からさくらんぼ狩りが始まります。園地ではルールと
マナーを守り、さくらんぼ狩りを楽しんでくださいね!