深川市の果樹の中でも、りんごと並んで多く生産されているものは桜桃、いわゆるさくらんぼです。さくらんぼに限らない話ですが、芽が出る前の冬場に枝を剪定することは重要な作業のひとつです。この冬場の作業もまた、夏のおいしいさくらんぼの生産につながっていきます。
先日の2月8日(金)に深川市果樹協会ときたそらち果樹生産組合共催で深川市桜桃剪定講習会をはやし果樹園にて開催しました。本講習会は、昨年まで深川市で開催されていました全道桜桃剪定講習会の代わりに深川市内の桜桃生産者を対象にした講習会です。当日は数十年ぶりの寒波によって極寒の中の開催となってしまいましたが、市内から多くの生産者がお越しくださりました。
講習会では、空知農業改良普及センター北空知支所の黒瀬主査を講師としてお招きし、枝の剪定の方法やコツについて実物の桜桃を用いて実演していただきました。参加者の皆様は黒瀬主査の実演を熱心に見ており、有意義な講習会となりました。
まもなく冬の中でも一番寒い時期は終わりを迎えます。その後は徐々に春に向け気温が上がり始めます。インフルエンザ等もはやっていますが、寒い日々が終わるまでもうひと踏ん張りですので、皆様も体調にはお気をつけくださいね。

普及センターの黒瀬主査が講師として説明してくださいました

当日は大変寒い日でしたが多くの方にお越しいただきました

講師の実演を皆さん熱心に見ております!